これからボディボードを始める皆さんの中には「ちょっとボディボードを始めてみたいけど、どんな道具が必要で、なにを揃えれば良いかぜんぜん分からない!」
と言う人が多いのではないでしょうか。ドルフィンズに寄せられる質問メールもそう言った内容のものが多いです。 そんな当然の疑問に早速お答えしていきましょう。
■まずは必要な道具です。
・ボード
・フィン(足ヒレ)
・リーシュ(ボードと体をつなぐコード)
・ソックス(フィンずれを防ぐ)
・ボードケース
・水着(夏)、ウエット(秋、冬、春)
この内、ソックスとケースは無くてもボディボードが出来ますが あった方が便利です。
■ボードの選び方1(長さ)
まず大切なのはボードの長さです。ドルフィンズで販売しているボードには対応身長を表示してあります。全く初めての場合はこれらを参考に選びましょう。
ボディボードは腹ばいでテイクオフしますから、手が長い人や座高の高い人は対応身長の範囲の長めの方、足が長く座高低めの人は対応身長の範囲の短めの方のサイズが良いと思います。
2本目3本目のボードを探している人は、今使っているボードを基準にそれより長いほうがテイクオフがしやすいか、または短い方がしやすいのかターンは?と自分なりに考えて選ぶのが良いでしょう。
■ボードの選び方2(形)
次にテール形状です。最近はいろいろなテール形状のボードが発売されていますが20数年前からBBの基本形状はアーチテール(クレセントテール)と呼ばれているテールがアーチ形状に削られているボードです。
その特徴としては、ボードに乗ったときの腰のバランスが良く安定します。
またレールがボード長に対して比較的長めになりますので、レールがしっかり食い込みターンがしやすくなります。
最近バットテールのボードも多くなってきました。
見た目がコウモリの羽の形に似ていることからこう呼ばれています。
特徴はテールに浮力があり、かつレールがボード長に対して短めになることからレールを抜きやすく、スピンがやりやすくなります。
以上のことから、乗りやすいボードをお考えならアーチテール、ちょっとスピンが
上手く行かなくて悩んでいる場合はバットテール、あとは気分を変えたいときは
今使っているボードとは別な形状のテールにして見るのも良いと思います。
プロの意見を聞いてみると、昔(15年位前)からボディボードをやっているプロは
アーチを好み、最近(ここ7,8年)でボディボードを始めたプロは最初からバットテールなのでバットテールの方が乗りやすいという人も
います。
■ボードの選び方3(その他)
あとボードの素材です。ボディボードは中心のコア素材にデッキ、ボトム、レールなどを貼り合わせて形成されています。
コア素材には大きく分けて2つDOWコア(ダウコア)とPPコアがあります。
DOWコアは昔からBBに使われている素材で、適度なフレックス性(しなり)がありやわらかすぎず堅すぎずと言った感じのとてもBBと相性の良い素材だと思います。
ただPPコアと比べると重く、耐久性も若干劣ります。
PPコアは最近良く使われてる素材で各社独自の配合でいろいろな呼び名がありますが、相対的に軽く耐久性のある素材です。その為DOWよりは堅くてしなりにくい素材です。
DOWの方が柔らかめで好きだというボーダーもいれば、PPの方が軽くて堅くて好きだというボーダーもいます。ちなみに僕は両方のボードを使っています。夏はPPで冬はDOWなど素材については各自の好き好きで選んでかまわないでしょう。
■フィンの選び方
フィンは第一に足のフィット感が重要です。どこかが当たって痛いとか締め付けられる感じがする場合は、そのフィンは合っていません。日本人の場合、幅広や甲高の人がおおいですから自分が比較的幅広だとか甲高だと言う場合は、ポケットの形が幅広、甲高の物を選んでください。
フィンはほとんどが海外メーカー製なので幅が狭いものがおおいです。
幅広めのフィン例)マカプーフィン、ハイドロテック
狭めのフィン例)レドリーフィン
これからもこのページは分りやすく内容を整えたり、情報を追加していきますので、またご覧ください。
コチラもぜひお読みください。→道具の選び方(BBWEB編)
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